国家公務員の兼業受験生が司法書士と行政書士の事務所を構えるまでの記録

残留決定

年度末。4月からの人事異動はあるのかとやきもきしていたのですが、本日上司から「いろいろあったけれど、4月からも引き続き現在の配置で。」との連絡がありました。昨日までやっていた申し継ぎの資料や机の整理整頓は無駄になってしまいました。

うちの職場の人事異動はこんな感じ

公務員なので、おおよそどこの役所でもそんなに変わらないと思うのですが、外部との癒着や職務の属人化を回避するため、2-3年に1回の割合で異動。異動2~3回に1回は遠隔地への異動という感じです。

10月ごろから、今の配置で1年半位以上やってきた人は人事担当者との面談で、次の人事異動での希望や考慮してほしい事項を聞き取ってもらい、遠くに行く人は1月末、そうでもない人はバレンタインデーを過ぎたあたりで次の配置の打診があります。そして3月23日ごろに内示があり、旅費の予算が余っていれば、次の配置の場所に赴いて申し継ぎを受けたりします。

で、何かいろいろあったの?

今回、私は特別な事情を抱えていました。
妻が5月に出産すること、その際、妻の産後休暇にあわせて、自分も育児休業を取得し、いったん復帰後、動き回って手がかかるであろう生後6カ月から10か月ごろに育児休業を再度取得することを考えていました。その旨とそれゆえに東京地区での異動を希望していることも人事担当者との面談で話していました。

で、1月に末に打診してきたのは、東京には育児休業を利用して困らないというポストはないから、「横浜方面への異動」せよ。
いやいや、結婚してからの6カ月、そちら方面に片道2時間かけて通勤したことはあるが、かなり大変だったし、異動して一カ月しかたたないのに、育休に入るのは、いくら法律で定めれている制度だとはいえ、受け入れられるかが心配だったことから、打診には添いかねると回答しました。

3月の頭に、上司から示された案は「現在所属している課の課長付に転任。育児休業をとるまでは、後任者への申し継ぎをしっかりと行う」といったもの。
これだと、事実上移動距離0の異動であり、課内のあちこちで私が育児休業を取ることを話しているので、事情を知っている人が多いので、サポートも受けやすいかなと思い、働く際の机がどうなるかわからなかったり、課内のいろいろな特命事項に巻き込まれる可能性というデメリットはあったものの、この案に同意しました。

さあ、後任者が来るわけですから、事務の引き継ぎ書類や後任者が現在進行中の懸念事項を把握してもらうための準備をしなくてはいけません。後、机上の整理も必要です。差し迫る年度末に煽られるように、引き継ぎ書類に関する参考資料を作っていた時に冒頭の連絡がきました。

結果としてこちらの要望を十分に満たすので、ありがたい人事のご判断でした。まあ、私が育児休業を取得している間、WLBについて上層部の会議でうちの課が何か言われても、私を引き合いにして「うちの課は現在実践しています!」と他の課にマウントを取りに行くかもなぁ。

大事なこと

4月からも、現在と変わりませんので、引き続きよろしくお願いします。

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