ねーびーです。 令和4年度の司法書士試験の勉強法や試験日に至るまでの生活の中でこれから受ける人、他の受験生と共有していく【ねーびー's thought】。第1弾は直前期に実施される公開模擬試験についてです。
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直前期に各受験指導機関が実施する公開模擬試験。この目的は何でしょうか? 私は大きく以下の2つではないかと考えています。 1 公開模試受験時点での実力の把握と弱点のあぶり出し 2 試験日当日の自分の行動のシミュレーション 私は、今年はLECの全国公開模擬試験と全国スーパー公開模擬試験の4回受験しました。そのいずれにおいても上記の1よりも2を重視して受けました。気持ち的には最初の全国公開模擬試験の1回目は1の目的と2の目的の比率は4:6、残りの3回は2:8の比率で重視していました。 司法書士試験は1年に1回のチャンス、午前2時間午後3時間の計5時間で5肢選択式の問題70問と模擬の登記申請ともいえる記述式2問を回答するというかなり特殊な状況に受験生は置かれます。ならば、できるだけ自分の行動をルーチン化しておけばパニックに陥りにくくなると考えたからです。 また、確かに成績は重要ですが、やることをやっていれば成績は本試験直前まで伸び続けていくだろうと漠然と考えていたので、成績よりもいかに本試験当日に取る行動をとりつつ試験に臨むかを重要視していました。 その際、「本試験当日にできないことは模試でもやらない。それ以外は4回の模擬試験の中で試行錯誤していくこと」を方針にしました。
模試では、午前の部が終了するとマークシートを試験官に提出した後、解答解説冊子が配られてお昼休みに入るという流れが多いです。ここで、自分の午前の科目の出来を確認したいという心情は私もよくわかります。 しかし、本試験では、午前の部が終わった直後に試験実施者オフィシャルの正答なんて発表されませんし、受験指導機関の解答速報もありません。なので、これは本試験ではできないことので、私はやりませんでした。やったことで、提出済みの午前の部の点数が高くなるわけでもないですし、確認して間違いだというのが判明したら午後に悪影響を及ぼしかねないです。 自分のテキストで確認するというのは、本試験当日でもできるので、答え合わせをするとしてもここまでが限界かなと思います。
これも、本試験では実行できないのが明らかです。 個人的には、撮影したデータを復習の際にどのように使っているのかが分からないです。誰か教えてください。お願いします。 個人の想像ですが、指導機関の解答例と並べて正誤と点数を模試終了後に早く知るだけでは結果と間違えた事実だけを把握することになり、あまり意味がないと思います。 間違えた論点について、どういう経緯で間違ったのかを検証するには、答案構成用紙を用いた方が適当ではないかと考えます。
私が今年受けたLECの公開模試では、開始後30分から終了前15分の間であれば、途中退席ができましたが、本番の途中退席は答案が無効になってしまいます。 独特な雰囲気が漂うあの教室から一刻も早く脱出したいのは良く分かります。しかし、試験時間択一の3点、記述の0.5点をもぎ取るために、試験時間一杯足掻き続けるという訓練も必要です。それで時間が余ったとしても、本当に正しいところにマークしたのか、記述式の答案に誤字脱字がないかとか念には念を入れて確認して、確認しすぎてもおかしくはないと思います。何せ、年に1回しか巡ってこない機会なんですから。
模試で試行錯誤したことを書いていきます。