4月30日に受けたLECの第1回全国公開模擬試験の振り返りです。
目次
■ 19/35(憲法:3/3 民法:12/20 刑法:1/3 会・商:3/9)
■ 誤答16問中選択肢を2つまで絞れていたもの 10問(民法5、刑法2、会社法3)
■ 予想難易度別の正答数
◎(絶対に落としてはいけない問題) 9/11
〇(合否を分ける問題) 10/20
△(間違えてもよい問題) 0/4
解答の順番は憲法→刑法→会社法→民法(第4問から順番通り)でした。
80分でまず35問を検討し、一旦回答を保留して後回しにした問題は8問。その8問のうち正答できたのが3問でした。
自宅で自己採点したときは、1年近くやり直してこのざまかとショックでした。ただ、2択まで絞れていたものが10問あったこと、昨年のLECの全国公開模擬試験の午後がもっとひどかったけれど、本番では択一の足切りを突破できたことがこのブログの過去記事や昨年の自分の手帳を見てわかり、何とか精神的には持ちこたえています。
憲法は文句なし。民法は2択まで絞れていたのが5問あったので、これからの過去問演習等で正確な知識を定着させる必要がある。刑法も民法と同じ。会社法は、5月からの問題演習では、厳選過去問だけではなく、プレ模試や今回の模試の問題も組み込んで回して、少しでも正答できるようにする必要があると感じました。
予想難易度別で絶対落としてはいけない問題11問のうち9問正解だったことが唯一ポジティブな評価をすることができるところだろう。
■ 24/35(マイナー科目:7/11 不動産登記法:12/16 商業登記法:5/8)
■ 誤答9問中選択肢を2つまで絞れていたもの 6問(民訴2 不動産登記4)
■ 予想難易度別の正答数
◎(絶対に落としてはいけない問題) 13/17
〇(合否を分ける問題) 8/13
△(間違えてもよい問題) 3/ 5
解答の順番は、択一(1から順に)→商業登記記述→不動産登記記述でした。
まず、択一式。70分で択一の回答を終えたことはよかった。マイナー科目はこれから演習の機会を若干減らしても何とかなるというめどが立ちました。
不動産登記法は、2択まで絞れていた問題がすべて正解であれば、16問全て取れていたので、これからの演習で正確性を増すようにしたい。商業登記法は、会社法と同様、過去問だけでなくプレ模試や今回の問題でアウトプットの機会を増やします。
記述式についてですが、不動産登記は1件の申請の原因日付を間違たことを除けば、きちんとした回答を書けたと思います。
商業登記は組織変更による設立会社についての登記事項を書かせる第2欄以外はきちんと回答することができ、手ごたえを感じています。
今年は、これまでアドバンステキストと厳選過去問集を使っていました。本試験当日、お守り替わりとはいえ、テキスト4冊を持っていくのはなかなかの負担。そのためだけにわざわざケータイ司法書士や肢別問題集を買うのももったいないので、どうしようか考えています。今のところ、会社法・商業登記法についてはアドバンステキスト、それ以外の科目については、アドバンステキストで理解しきれていない部分を縮小コピーして抜粋したものをファイルして持っていこうかと考えています。
追記(2023/05/17)
成績表が公開されました。
択一午前 57(19問) LECによる基準点は63(21問)
間違えた16問のうち、正解率60%以上の問題は3問。正解率40~60%の問題は12問でした。
択一午後 72(24問) LECによる基準点は66(22問)
間違えた11問のうち、正解率60%以上のものは3問。正解率40~60%の問題は6問でした。
記述
不動産登記 23.5
商業登記 19.5
合計 43.0 LECによる基準点は46.0
採点者のコメント
不動産登記:記載ミスによる失点がもったいなかったです。
商業登記 :合資会社の社員の記載方法を身につけておきましょう。